厚木テクニカルセンター
本社(技能訓練課)
神奈川追浜工場
栃木宇都宮工場 ※1
メキシコ工場 ※2
日産ヨーロッパ(オランダ)
本社
マニラ支社(フィリピン)
※1 労働省「中央職業能力開発協会」の受け入れにより日産自動車(株)栃木工場(宇都宮)で3ヶ月のYDM日本語集中コースを開設。米国コーネル大学1年間のカリキュラムが履修できることで大きな反響を呼ぶ。[1990年2月]
※ 日産自動車(株)メキシコ工場にて、現地人社員200人を対象にYDM日本語講座が開設され、企業の地域浸透(ローカラゼーション)を促進する。[1990-1991年]
※ 外務省特殊法人国際交流基金(
Japan Foundation)の日本語教材寄贈リストに採択され、世界中の日本語教育機関に無償で配布される。同年、外務省月刊紙「アピック」8月号でYDMが紹介され、世界各国の日本大使館に配付される。[1989年]
※ 外務省より横山信子が文化講師としてアメリカ、香港に派遣される。[1992年]
※ 財団法人言語文化研究所「設立40周年記念シンポジウム」にてYDMを実演。[1989年11月]
メキシコの日産工場にて
ステップ1:企業の日本語を教えたことのない人達に、YDM教授法を教える。
ステップ2:ステップ1で日本語教授法を習った人が、2・3ヵ月。合計300時間
企業の中の外国人に日本語を教える。
【教材】
1.「横山式日本語ダイレクトメソッド」(テキスト全7巻)(カセット全6巻)
2.「初心者のためのかな入門」
【プロジェクト1】
時と鳩所
ステップ1 :1990年1月10 日、日産自動車栃木工場において
生徒:60歳以上の日産自勣車の社員(元エンジニア) 8人
講師:横山信子
ステップ2 :1990年2月19日から5月16日まで、日自勣車栃木工場において
生徒:17人の海外研修生(外勝省より送られたアジア人研修生)
講師:ステップ1を受講した8人の日産社員
結果
・全部で5,395の単語と、2,869文字の漢字がクラスで教えられた
・生徒は初歩の日本語をマスターした
・生徒はその後、日本葡で工場の研修を、20ヵ月にわたって受けることができた
【プロジェクト2】
時と場所
ステップ1: 1990年11月14日、メキシコの産自動車工場において
生徒:工場の10人の日本人社員
講師:横山信子
ステップ2: 11月15日と16日、この10人の先生達は1クラス5人のメキシコ人の
グループに対して、日本語を教え、2ヵ月間にわたって、200人のメキシコ人に日本語教育をおこなう。
結果
・200人のメキシコ人達は日本語の初歩をマスターした。
・彼等はその後、日本の自動車工場において3ヵ月間の専門的研侈を受け、メキシコに帰った筏、5,000人のメキシコ人労働者の生産ラインの監督等になった。